オリコウカメラ。

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2017年 11月 17日

ゆるい時代。

 久々に「北の国から ’89帰郷」を観た。

 今はオンデマンドが当たり前になり、たいそうな番組でなくてもお金を出して観る時代に皆慣らされてしまったが、かたや1989年の日本では、作り手、演じ手の熱意が痛いほど伝わってくる作品が民放の一放送局で無料で観ることができたのだ。

 どこのテレビ局も横並びに連ドラで話題の役者を使い、あらかじめ10回かそこらで終わってしまうことが決まっているドラマをなんの熱意もなく作っている今と比べると、なんだか申し訳ないと感じてしまうほどである。

 「景気が良かったからだ。いまではあんなに予算をかけられない」とは良く聞かれる言い訳のひとつであるが、ついこの間のニュースでは国内総生産は7期連続でプラス成長であると言っていたような・・・

 現実とは為政者の都合のいいように黒白簡単に入れ替わるものだから仕方ないが、今の庶民の現実は将棋の「歩」のように「成金」にはならずに、ようやっとめくったカードはババだったという感じが半端ない。
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 無駄に年をくったせいか、最近は「北の国から」もどうしても黒板五郎の立場に感情移入してしまう。

 特に、レギュラー放送からその後を描いた特番を通してただ頑固で怖いだけの存在だった五郎が、この前回('87初恋)あたりから少しづつ純に大して遠慮を含んだ弱さを見せるようになり、それに気づいてしまった純の怒りにも似た焦燥感が、巡り巡って静かな優しさに変わるのがこの「'89帰郷」なような気がする。

 そういう意味では「北の国から」の中でもエポックメイキングな回だと思うわけだ。

 観ていてもつい自分と息子の関係に置き換えてしまったりするあたりはやはり年を食ったせいなんだろう。

 年々この回のラストシーンがしみじみと胸に迫ってしょうがない。

 

 

 
 

 

 

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# by tinysketch | 2017-11-17 16:15 | GXR | Comments(0)
2017年 11月 14日

プレーン。

 日曜日に、遅い朝ごはんを食べながら家人とテレビを観ていたら糸井重里氏が出てきた。

 家人の好きなその番組内で氏の会社「ほぼ日」を探訪する特集が組まれていたのだが、自分も成り行きでついつい最後まで観てしまった。

 バブル期に湯水のごとく製作費を使って徳川埋蔵金を発掘していた氏は今でも記憶に新しいが「おいしい生活」をリアルタイムで知っている世代からすると「いまだに時代は糸井重里の手のひらを必要としているのか・・・」となんだか複雑な気分になる。

 その氏は社内会議で「プレゼン」という言葉を使うのが嫌いだそうで、その理由として家族とかの親しい間柄で「プレゼン」とは言わないでしょ?ということらしい。

 今の世で社長がテレビに出てきてそんな発言をするととても嘘くさく聞こえてしまうものだが、そうならないところがまた氏のうまさであり、人徳のなせる業なのかもしれないなと思った。
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 ところで「ほぼ日」サイトでは、シフォンケーキ作りを趣味とする人には余りにも有名なレシピが載っている。

 その筋(どんな筋だ・・・?)の方々には非常に人気のなかしましほさんのレシピで、実は自分が一番最初に作ったシフォンケーキもこのレシピでだった。

 シフォンケーキのレシピで検索かけたら、ほとんど一番上の方に「とてもくわしいシフォンケーキのレシピ」なんて出きて、なおかつそのレシピが「ほぼ日」のサイトに載っているものだったりしたらやっぱり思わず見てしまうのがバブル期を経験した人間の悲しさではある。

 あぁやっぱり自分も相変わらず糸井重里氏の手のひらを必要としているのかもしれん(笑)


   P.S ちなみに写真のシフォンケーキはなかしましほさんのレシピによるものではありません。

 


 
 

 

  

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# by tinysketch | 2017-11-14 12:00 | GXR | Comments(0)
2017年 11月 13日

インスタ映え。

 観ようと思って録画予約していた番組が溜まりすぎ、ハードドライブがいっぱいになってしまい結局ほとんど観ずに消した(笑)

 データ地獄の現代ならではである。

 フィルムがデジタルデータになり嵩が減るかと思えばなんのことはない。結局器が変わっただけで、こちらはとは言えば全く変わらないアナログ人間の方が追いつけずに最後には収集つかなくなる。

 というか写真データなんかはバックアップも含めると、その手間はアナログ時代より大変なことになっていないか?

 まったく本末転倒な話である。

 消す作業の中で先週の「あさイチ」のインスタ特集をちらっと観た。

 カリスマインスタグラマーという人達がスタジオに来て、有働さんやイノッチそして視聴者をも巻き込んでの喧々囂々、侃々諤々の討論を興味深く観た。

 なかでも面白かったのは、有働さんは昨今のインスタブームにかなり斜めの位置から疑問符を打ちながら見ていて、反対にイノッチはかなり好意的にその現象をとらえているといるということで、カリスマインスタグラマーと呼ばれる人たちと交わす会話の端々からそれがうかがえた。

 驚いたのは、最近ではインスタ用の撮影のために「疑似友達」を派遣する商売まであるということで、実際それを利用している中年らしき女性を取材していたが、そこまでしなきゃならんのか?としか思えない初老の自分ではあった(笑)
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 まぁでも思ったのは、インスタにしろブログにしろホームページにしろ、やっていることは大して変わらず、自分のどストライクな日常とは少し違う非日常を描いてしまうこともあるもんだ、ということで・・・

 だって家から一歩外に出れば、そこらじゅうに非日常がころがっているわけであるから。

 「インスタ映えの世界が嫌いなら見なければいい」的なことをカリスマインスタグラマーの方が言っておられたが、まぁまさしくそのとおりだろうし、「君子危うきに近寄らず」という格言もこの現代だからこそ、その実感を伴って我々に迫ってくるのである。

 ほとんどの人間が、レッドブルの翼のごとく簡単に日常を非日常に変えられるツールに頭までつかってアップアップしているしているこの今だからこそ・・・

 写真は昨日の朝焼いたモカシフォン。

 昨夜ホールのまんま写真を撮ろうと思っていたら、すでに家人が歯抜けにしてくれていた。

 

 

 

 

 

 

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# by tinysketch | 2017-11-13 11:30 | GXR | Comments(0)
2017年 11月 09日

とらわれない。

 先日の紅茶シフォンの出来の良さの記憶のあるうちにと、プレーンシフォンでも全く視点を変えた新しいレシピを試してみた。

 そしてその出来上がりを食べてみて、シフォンケーキについては、ようやっとの思いで稜線には到達できたんじゃないかという実感が持てた。

 まぁまだ頂上という高みははるか向こうにあるのだが・・・

 どの世界でもそうだが、世に多く喧伝されているいわゆる「定説」といのはやはり単に定説に過ぎず、常識の範囲を決して踏み外すことなくコンスタントに5~6割の出来上がりを目指すものにすぎないんだということを再確認できた、ここしばらくの新しい試みではあった。

 そもそも以前からレシピサイトや動画サイトで、ほとんどの人が同じような手順と材料でシフォンケーキを作っていることに大きな疑問を感じていたのだ。

 その上みな同じような道具を使っていること自体が嘘くさくて、これはすべて憧れからくるどこぞのプロの焼き直しなんだろうということは想像に難くなかったわけである。

 それはたどっている道筋がほぼ同じであるということの何よりの証拠で、何かというと検索に頼ってしまい、そしてそれで満足してしまうというこの現代の恐るべき弱点だなぁとの思いを強くした。

 いみじくもアラーキーが「センチメンタルな旅」の序文で、昨今のファッション写真の氾濫を「でてくる顔や風景、私生活が嘘っぱち・・・云々」というような事を書いているが、それに相通ずるものがあるなぁと思った次第である。
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 快晴の今日は風が唸っている。

 木枯らし一番は吹き終わったのに・・・

 やっぱり今年の冬は寒いのだろうか・・・
 

 

 

 

 

 

 

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# by tinysketch | 2017-11-09 15:41 | Comments(0)
2017年 11月 07日

温かい。

 頂き物のサツマイモでスィートポテトを作った。

 考えてみると我が家ではサツマイモというのを余り食さない。

 皆、嫌いというわけではないが一年を通してほとんど買うことがない。

家人などは冬になると時々「焼いもが食べたい」とつぶやくことがあるが、それとてどうしても食べたくてたまらないという風には見えないし、実際に買ってくることも2年に1回あるかないかだ。

 なぜなんだろうと考えたが、自分的にはやはり甘い野菜というのがおかずになりにくいというのが第一の理由のような気がする。
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 例によって真ん中と上の部分はリンゴのコンポートで覆った。

 このリンゴのコンポートというのが自分は好きで、特にあまり美味しくないリンゴを食べる手段としては最適であるように思う。

 またリンゴの季節になった・・・

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# by tinysketch | 2017-11-07 14:03 | GXR | Comments(0)
2017年 11月 04日

北海道すたいる。

 里蘭さんのはんなりとした感じが好きで、彼女がナビゲーターをつとめる「北海道すたいる」を毎週観ている。

 今週は東川の特集だったが、残念ながら里蘭さん案内の回ではなかった。

 番組中に、米粉で作るシフォンケーキが一番人気だという老舗の洋菓子店が出てきたのだが、旭岳の伏流水で作るシフォンケーキはさぞおいしいだろうと想像できた。

 ちなみに東川では下水道代は徴収されるものの、上水道代はなんとタダだそうで、これもひとえに旭岳の恵みである豊富な伏流水のおかげなのだろう。

 自分も数日前に紅茶シフォンケーキを焼いた。今回は粉や茶葉を変えてみたりレシピも少し変えてみたりと自分なりに新たな試みをした結果、自分が理想とする紅茶シフォンケーキにかなり近づいた。

 一口食べたとたんに紅茶の薫りが口いっぱいに広がり、なおかつ口どけはこれ以上ないくらいの軽さ。

 シフォンケーキのレシピでよく「しっとりフワフワ」と謳っているものがあるが、実はしっとりフワフワのシフォンケーキというのは意外と簡単にできるという事は、シフォンケーキを一度でも作ったことのある人なら良く知っていることと思う。

 作るのが本当に難しいのは綿菓子のように口の中で溶けるシフォンケーキだと思うのだが、今回の試みでかなりそのエアリアルな領域に近づいたという達成感を得ることができた。
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 今は夜の9時だが、楽しみにしていたピラミッドの番組が始まったのでちょっと中断(笑)

 見終わったけど・・・うーん?

 ちょっと期待外れかなぁ。

 あれだったら予告で8割語ってたじゃんと言う感じ。

 期待が大きかっただけにガッカリ感がハンパない(笑)

 録画している「君の名は」でも追っかけで見るかな・・・

 
 
 
 
 
 

 

 

 

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# by tinysketch | 2017-11-04 22:11 | GXR | Comments(0)
2017年 11月 02日

古い船をいま動かせるのは古い水夫だけだろう。

 日本に限ったことではないだろうが、IT技術などの急激な進歩によって、歴史のある国ほど後継者がいない伝統工芸や工業製品の世界が広がりつつある。

 ドラマ「陸王」の中でも、足袋を製造するためのミシンが壊れたにもかかわらずその機械自体がすでに生産されておらず、倒産した同業他社の倉庫に捨てられていた同じ機械から部品取りをするシーンがあった。

 そしてそれは決して我々の生活に関係ない話ではなく、デジタルカメラにしたところで少し前のモデルはもうすでにサポート終了されてしまっているし、それはパソコンなどでもそうだろう。

 使い捨てにされるモノの世界はどんどん拡大しているというわけだ。
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 かつての日本(北海道以南の・・・)ではどこでも見られた瓦屋根も、今では本当に少なくなった。

 岐阜の白川郷や富山の五箇村の合唱造りの住宅のように、そのうち瓦屋屋根の集落も文化財指定、ひいては世界遺産に登録される日が来るかもしれない。

 願わくば、城や寺社仏閣の屋根がコロニアルで葺かれる日なんてのが来ませんように・・・

 

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# by tinysketch | 2017-11-02 12:00 | GRD3 | Comments(0)
2017年 10月 31日

僕のプライドは、それ以外に何も持ち合わせない人間のプライドなんだ。

 枕元に10cmくらいの深さのトレーが置いてある。

 よく100均で売っているような書類入れ然としたプラスチックのトレーで、そこには寝酒ならぬ寝本が何冊か入れてある。

 先ほど数えたら全部で15冊入っていた。

 中に入っているのは新しい本ばかりではなく読み返すためのものもあり、実際この一ヵ月ほどはほとんど読み返し用の本ばかり手に取っており、そのおかげでまだ1ページも読んでいない新刊が積ん読状態になっている。

 特にアラーキーの写真集などは常習性があり、1冊ページをめくってしまうと次から次へと別の本を出してくることになったりして、またそれが連日繰り返されたりするのでかえって読書の邪魔になったりする(笑)

 そういえば私のところから「愛しのチロ」を持って行った人はすみやかに返してください。・・・と、これはアラーキーの「東京は、秋」へのオマージュも兼ねて。


 ちなみに昨夜のお供は「長いお別れ」だった。

 これももう何回読んだだろうか。

 昨夜読み始めたら止まらずに結局100ページ以上読み進めてしまった。

 さすが秋の夜長である。
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 チャンドラーの作品には世に知られている名文句がたくさんあるが、50年以上生きてきて実際そんなセリフを吐いたやつに会ったためしはない。

 どんな気障な奴でもそこまでのセリフはさすがにね・・・

 そういう意味ではやはり小説でありテレビドラマなどよりも荒唐無稽な内容ではあるのだが、だからこその面白さがあるのが虚構の世界ではある。

 ところで日曜日にやっているドラマ「陸王」が面白くて家人と二人で毎週観ている。

 面白いと思ったら「下町ロケット」を書いた人の作品だそうで、なるほど同じテイストの作品ではある。

 「下町ロケット」は義母に借りて読んだような気もするが、なぜかテレビドラマの方が強く記憶に残っている。

 ありそうで無さそうで実はありそうといった感じの話がなんと今回も実話だそうで、それを聞くと「事実は小説より奇なり」というのがこの世の真実なのは間違いないようで、くだんのチャンドラーようなセリフもこの広い世界のどこかで聞くことができるのかもしれないと思ったりもする。

 

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# by tinysketch | 2017-10-31 12:00 | GXR | Comments(2)
2017年 10月 28日

へーほんほへほはい。

 マグドナルドのコマーシャルが面白い。

 おやじギャグまがいの駄洒落ではあるが、これほど商品の特徴をうまくとらえたコピーもないと感心する。

 「へーほんほへほはい」と注文しようとは思わないがちょっと食べてみたくなる。

 最後に「ベーコンポテトパイでもご注文できます」と出るのもウイットに富んでいて、最近のコマーシャルの中では一番心に残った。

 消費者に商品の記憶をきっちり刷り込むという役目を果たしつつ少しの笑いも誘うなんて、まったく憎い限りである。
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 今、日本代表と世界選抜のラグビーを見ているのだが、そのスポンサーであるAIGのコマーシャルがすごかった。

 渋谷の駅前ににいきなりオールブラックスが現れ通行人たちに次々とタックルをかましていくので、てっきり番宣用のコマーシャルかと思ったらおっとドッコイ(笑)

 なかなか魅せる上手いコマーシャルだった。

 師匠のスタジオに通っていたころ、よくヴォーグなどの雑誌の広告ページを見せられ、「お前だったらどこの広告屋に仕事を出す」と聞かれたものだが、マグドナルドとAIGは間違いなくいい広告屋に作ってもらったようである。

 写真は昨日娘が泊まりに来るというので焼いたスフレチーズケーキ(もうすでに半分無くなったが・・・)

 クッキングペーパーをとるのが少し早すぎてヘリが少し剥げてしまったのはご愛敬。

 今日は朝から家人と娘二人は新国立に観劇に行って自分は一人ラグビー観戦。

 外では静かに雨が降っている。

 明日あたりからまた台風の影響を受けるのかな。何事もなく過ぎ去って欲しいものである。



  P.S エキサイト、編集ページへいくのがやたら重い。

 

 


 

 



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# by tinysketch | 2017-10-28 16:09 | Comments(0)
2017年 10月 26日

台風。

 この週末にまた来るらしい。

 11月になろうというのにまったく・・・今年の異常気象は最後まで続くようだ。

 今週は「こころ旅」はお休みの週だが、それはあくまで放送上でのことで正平さんはもうすでに次の旅をしているはずだが、この分では台風の影響をもろにうけるのではないかと心配。

 先週の和歌山の旅が良かった。特に新宮は以前から憧れの地であったこともあり興味深く観た。

 自分にとっての新宮というのはそのまま中上健次なのであるが、彼の小説の強烈な印象が太宰治における津軽のように、彼の地の印象を一種神々しいものにしている。

 最近はやりの聖地巡礼ってやつですか・・・いつかは行ってみたいとは思っているのだが。
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 そういえば中上健次とアラーキーは「物語ソウル」で共演しているが、それとは別に写真集の中にも中上健次の姿を見ることができる。

 陽子夫人の通夜の席で都はるみの「好きになった人」を熱唱している中上の姿を写したものだが、同じ写真にアラーキーも写っているので撮影者は本人ではない。

 その二人が非常にいい顔をしており、またその場のヤジや大笑いが聞こえてきそうな写真だったのがいかにもアラーキーらしいと思った。

 中上健次のような作家はもう出てこないのだろうか?

 まぁ、今のおしゃれ好きなインスタ馬鹿の日本には流行らないタイプの作家ではあるが。

 太宰のようにその作品が「好きだ」と言えば一応腐れインテリに見えていい、といった苔むした感じにもまだなっていないし。

 だが今の日本に彼が生きていたらいったいどんな言葉を吐いていたのか?

 それを知りたい気持ちは年を経るとともにつのる。
 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

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# by tinysketch | 2017-10-26 10:58 | GXR | Comments(0)