オリコウカメラ。

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2018年 10月 17日

Breakfast。

 「やだこの人気持ち悪い・・・」

 朝のニュースを観ていた家人がそう言った。

 それは廃業した五反田駅前の老舗の旅館(以前自分も撮影をしてこのブログに載せたことがある・・・)を舞台にした詐欺事件のニュースで容疑者の女が警察車両で護送されるシーンだったが、刑事のとなりでしっかりとテレビカメラに顔を上げて楽しそうに笑っている姿は確かに不気味でホラー映画めいていた。

 だがこういうシーンを最近は実に多く目にする。

 人の目を全く気にしないというか、自分だけの世界の中で生きているというか。

 そしてそれは事件の容疑者ばかりか、一見普通に見える一般の人々の間にまで蔓延しているようで・・・

 8月の台風の時のニュースだったと記憶しているが、新宿駅前で中継をしているアナウンサーのすぐ後ろでじっとカメラを見つめる人物がいた。

 カメラマンがそれを嫌ってレンズを振ってフレームアウトさせようと試みるのだが、その人物はその動いた先に同じように表れまたカメラを無表情に凝視していた。

 そんないたちごっこが数回続いた後、カメラマンも業を煮やしたと見えアナウンサーを捉えるのをあきらめて大きくカメラを振って改札口に向けたのだが、その人物はまたもや走ってフレームインしてきた。

 この頃には観ているこちらも苦笑いを通り越していい加減気持ち悪くなってきており、カメラマンも最後は諦めてカメラを上に振って行先表示板を撮影していたが、こういう所かまわずという感覚が昭和のオヤジには理解できずに途方に暮れる。

 以前、人身事故の現場でスマホのカメラを向ける人が余りにも多いので、駅員が「撮影はおやめください」というアナウンスをしたというニュースも流れていたが、これに至ってはただのバカの集まりとしか思えない。

 世の中どうなってんだか・・・
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 そんな理解不能なニュースを観ながらエピで朝食。

 こういう時代。

 よほどしっかり自分と言うものを持っていないと、気持ち悪い流れに持っていかれそうで不気味だ。

 すべての分野で右へ倣えが余りにも多すぎると思うのだが。


 

 

 


by tinysketch | 2018-10-17 12:00 | Comments(0)


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