2018年 11月 06日
本屋へ行ったら稲垣えみ子さんの新刊が出ていてかなり長い立ち読みをした。 「レシピがいらない!アフロえみ子の四季の食卓」というエッセイだったのだが、読み始めたらかなり面白くてついつい長居してしまった。 彼女は雑誌AERAで「アフロ画報」という連載を持っていて、これがまた核心をついたことをズバリと言うので面白くてよく読んでいるのだが、その中にも彼女の食生活についての話が時々出てくる。 そんな食卓話で面白かったのが、冷蔵庫を捨てたら腸内フローラが理想的になって毎朝バナナのようなうんこが出るようになったという話(笑) 冷蔵庫で「冷やす」ことが出来なくなったので食糧の保存は漬けたり干したりするしかなくなり、結果理想的な発酵生活を送れるようになったおかげだそうだ。 そして昔はみなこういう食生活をしていたおかげで腸内がきれいだったのに、文明生活をすることによりこういう昔からの知恵が生活に活かされることがなくなり食卓から発酵食品が消えていったのだと続けている。 ご存知の方も多いとは思うが彼女は朝日新聞を早期退社するのと同時に冷蔵庫を手放した。 齢50にして自分の人生を閉じる方向へと舵取りをする手始めだったのだそうだが、50歳にして早くも終活とは少し早い気もするが、そこは人それぞれの人生観であるから他人があれこれ批評めいたことを言うのは失礼であろう。 今はなんでもビジネスに結び付けるから、健康と言う言葉とは裏腹なことも少し新しい感じや「映え」がすれば結構もてはやされてしまう。 本末転倒ではある・・・
by tinysketch
| 2018-11-06 19:47
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